靴屋の寅雄です。
今日は親子で揃えれる
子供のサンダルのお話
夏に履く靴にも種類があり
サンダルと言っても多種多様
ここでは、夏に履く靴
季節感が出る靴をジャンルにわけて説明。
更新履歴
- 2022/04/11 開始
アウトドアサンダル
海川の中に入れて、アウトドア的な靴
涼しげで、なおかつ、靴下を履いてもいけそうな靴
高機能なアウトドアシューズ
ガチアウトドアにも使える。
NEWPORT by KEEN
靴屋の中では、KEENのニューポートが一番有名。
一番、水陸両用、ちょっとそこまで、から
旅行用まで。
本当に色んなメーカーがこの靴を模して
つま先だけゴムを分厚くしてつま先をケガさいないように。
全体のゴムを厚くすると重たくなるし
屈曲性も落ちるし、長靴になってしまう。
ニューポートモドキ
狙い目は靴屋さんのオリジナル企画の
ABC-martのHAWKINS
ASBEEのColeman
ChiyodaのBIOFITTER
このニューポートもどきが
中々高性能。
高性能だが高価
このジャンルは値下げがあまりなく
高価なイメージ
夏休み中履くアクティブな子供さんにはおすすめ!
アウトドアサンダルは丸洗いが可能
しかも、速乾性があるものがほとんど。
夏にこのアウトドアサンダルだと安心して自転車載せれるし
考えようによっては、土日にスニーカーを洗濯乾燥
多くのスニーカーは洗濯非推奨
しかしながら、代謝の良い子供は汗っかき。
なので、ぬるま湯で洗って
風通しの良い日陰で乾かすのが一番靴へのダメージを軽減させることができる。
靴も人間も直射日光にずっと当たると良くない。
日陰でゆっくり乾かすその間に履かせておく‘替えの’一足にも◎
土日、夏休み中履かせる靴としては
多少、高くても良いのかもしれない。
アウトドアサンダルは女の子によっては
服によっては全く合わないので、そこが唯一の弱点
作りも堅牢で
兄弟姉妹がいてる家庭だと
お下がりとしても使える。
アクアシューズ
ちょっと水辺で遊ぶサンダル
CRUISER by NEWBALANCE
ベイビーの規格はクルーザーという名前があるけど
キッズの規格はどうなんだろう。。。
日本で一番知名度があるメーカーの一つ
ニューバランスの子供サンダル
313という高級高性能でも使われている
前滑り防止の為に波になっている
通称”波々”インソールを搭載
幅広のW
ワイドワイズとなっていて機能性も◎
”ガチ”アウトドア仕様のキーンのニューポートに比べると
脱ぎは気が楽、靴自体が軽い、水抜け穴が付いている、など
甲乙つけがたいモデル
水抜け穴がサンダルのサイドに
買われる理由は
去年も買ったからと
よく、お店で言われる
作りも堅牢で
兄弟姉妹がいてる家庭だと
お下がりとしても使える。
なので決して高くないかも
素足のまま直接はくので
サンダルは
特に安全面に気を配りたいところ
ただ、次に紹介する
イフミーに比べたら重い
WATER SHOES by IFME
ニューバランスより軽い
そして安い
デザインも子供靴
ばぁばやじぃじ世代にも好評
コロナになる2,3年前から
セールには在庫が残らなくなってきた。
通常このメッシュのフルカバータイプと
あみあみになっているタイプの
二種類
様々な子供服メーカーと例年コラボしている。
機能性はほとんど変わらず
私が服屋でひっくり返したイフミーサンダルには
100%水抜け穴もソールについてました。
うちはなんか小石が入るのが嫌とかで
フルカバータイプを選択したかつての記憶。
SUNRAYPROTECT by NIKE
通常2つのタイプ発売
この2つの大きな近いは
爪先が完全に開いているか
いないか
安全面は高し
爪先全開のタイプ
水抜けがよかったり
開放的だったり
NIKEは商品によってサイズ感が全く違うことが多々あるので
実際に履かせてから決めた方が良いかも。
他のメーカーより1cm位大きくて
サイズ交換がかなり多い
お店泣かせのサンレイプロテクト
この辺りは
接客云々というよりブランド力
知名度でサイズがあれば
売れる商品というイメージ
ギフトとしても
めちゃくちゃ高いわけじゃないから
相手も気軽に受け取れて
贈る側も送りやすいかも?
サイズが大きくても来年履けるし。
迷えば大きめサイズで。
アウトドアで使える程
つま先は固くないのでそこは注意が必要。
CAPTAIN TOEY by adidas
このアディダスというブランドは一つ注意がいる
ドイツのブランド
ドイツだけど伊藤忠グループが商権を持っているので
海外から来たホンモノも日本では流通できないというちょっと特殊な状況
日本のアディダスは海外のブランドだが
日本式にカスタマイズされているのでNIKEに比べると
サイズ感はあわせやすいことが多い。
が
アディダスはその年のその年でサイズ感がかなり違う。
adidasのアウトドアライン
TERREXより。
トレイルランニングシューズでお馴染みのこのテレックス
大人と同じように高グリップ性能を持つアウトソール
TRAXIONソールを使っているのでアウトドア仕様
親子コーデもできる。
ちなみにアディダスの三本線のロゴは
スポーツラインのモデル
テレックスのサンダルは履かないとわからないが
フットヘッドサンダルと言う足の指をひっかけるくぼみが付いている。
距離を歩くときにこれがあると楽。
後述のビルケンでは前から採用されてたりする。
シャワーサンダル
流行中のシャワーサンダル
名前の通りプールや海ででシャワーを浴びる時に使っていたサンダル
ここ2,3年、ブランドロゴの付いたシャワーサンダルと
ブランドロゴの靴下を合わせて街を行くスタイルがちょっと流行った。
サンダルとは名ばかりでスリッパなので
長距離歩くときはあまり足に良くない。
ユニクロの出現で部屋着と外着の境界線があいまいになって
コロナ騒動で境界線が溶けてしまったのかも。
シャワーサンダルを実店舗だとドン・キホーテが強いかも。
休日、ラフなスエットで親子揃って出かける休日スタイル
HURRICANE by TeVa
スポーツサンダルを語る上では避けては通れない
1984年、スポーツサンダルをこの世に生み出した
アメリカンスポーツメーカー、ティバ
モデルによってはつま先が覆われてアウトドアライクなモデルもあるけれど
ティバと言えばこの、ブラックなこのモデル!
何と合わせてもOKな
360度サンダル
KAWA by NIKE
シンプルなアイテム程、シンプルなロゴが映えて
難しいことをせずに黒に白ロゴ
大人にベナッシという似たモデルがあるので
それと合わせるとリンクコーデが完成する。
2022年は黒ゴールドも
ADILETTE by adidas
シャワーサンダルでもアディダスは低反発寄り
スポーツ上がりの疲労した足を包み込んでくれる低反発
リラックスサンダル
長距離を想定されいない。
モデルにより低反発だったりもう少し固めだったり
履き心地に差がある。
SLEIGH by Champion
今一つ、マーケッティング
特にブランディングが下手なイメージがあるチャンピオン
チャンピオンは本来はアメカジ好きにはたまらないブランド。
このチャンピオンのスレイは割と固め。
スエット+靴下+シャワーサンダルの足元から
始めるセットアップが簡単に完成する。
おしゃれサンダル
コルクサンダル
男の子と女の子、親子であわせて履ける
私の店舗でも人気なコルクサンダル
もちろん、ビルケンのパクり
ビルケンを参考にした商材
NEWYORK KIDS by BIRKENSTOCK
天然由来のコルクが徐々に足の形になじんでいき
履けば履くほど履きやすくなるビルケン
フッドヘッド構造の先駆けであり
足を地面でつかみながら歩くことにより
より安定歩行が可能になる。
コルクゆえに履いた後は少し乾燥させると
よりきれいに長持ちさせることができる。
商品名が各都市の名前になっている。
ファッション感度高めなサンダル
AIRMAX Koko by NIKE
世界で一番靴を売っているアメリカのアパレルメーカー
一番大人のスポーツサンダルで
イメージするのは
ナイキかも
エアマックス、ココ
大人のモデルが一時期売れすぎて
夏前にサイズ欠けを起こした程。
良いお客さんは男の子に買ってた。
スリッポン
AIRMAX Koko by VANS
スリッポンと言えばまさにこれ!
名前の通りのスリッポン
はじまりはオーダーメイドの靴屋だったヴァンズ
中古でも非常に価値があり、リセールバリューも◎
スケボーブーム再びでいままた、脚光を浴びている。
POLO by RALPH LAUREN
かつて栄華を誇ったラルフローレンも
今や風前の灯、ラルフローレンが店員として働いていた
世界最古の紳士服のブルックスブラザーズの本社も破産し
ラルフローレンも身売り先を探しているといわれている。
メンズではいまだにリーガルの作ったラルフローレンの靴は
私の店ではよく売れるけれど、靴業界としては
あの細くて曲がりにくい靴は売りにくい。。。
時代がスニーカーブームで
ブーツなどが全く以て売れないこの時代
歩きにくい靴は売れにくい。。。
最後に
元子供服売場の店員として
親子コーデは小物で合わせると嫌みにならない。
小物というより
大人の合わせるものの面積を少なく見せる
良いものは高い?
ハイブランドよりこういう高品質な
老舗ブランドが好きな私
老舗ブランドは老舗ブランドのスタイルが
もう確立されてるから流行に左右されない。
買い換えがない
何年かに一度メーカーが
広告やらで販促費をかけて
爆発的に流行らせるけども
だから中古で
出回る数が多くて
古着でたくさん出回る
近くのリサイクルショップで
探してもいいかも
夏のスリッポンスタイルは
本来
暑くならない夏対策に
アパレル業界が
売れないサンダルの代わりに
ビンテージファッションから
無理やり引っ張り出してきたシロモノ
だから
快適性、機能性は今の靴よりも落ちる。
そもそも暑くないときに
夏物を買う人って服や靴が好き
中には私達、販売員と
ファッションの話で盛り上がる人や
私達より詳しい人も
それから少し時間が
流れて気軽なアイテムに
子供の靴としてはくにはどうだろうか。
サイズ感が日に日に変わるので
足にあっているかどうか
よりしっかり見てないといけない。
マジックテープやら紐やらが無いので
足に固定する力が弱いので。
ダイナモフリーのほうがいいかも。
季節感はないけれど
通念履ける(゜.゜)
それでは
快適なサンダルで
いい夏をお過ごし下さいませ
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